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12 白河

[おくのほそ道,福島県,12 白河]

12 白河(しらかわ)










地図


白河小峰城 宗祇戻し 庄司戻し 追分明神 白河の関公園 白河の関跡 栃木県側の境の明神 福島県側の境の明神 金売吉次兄弟の墓 福島県側の境の明神

原文


心もとなき日かず重(かさ)なるままに、白河(しらかわ)の関(せき)にかかりて、旅心(たびごころ)定(さだ)まりぬ。

いかで都(みやこ)へと便(たより)求(もと)めしもことわりなり。

中にもこの関(せき)は三関(さんかん)の一(いつ)にして、風騒(ふうそう)の人、心をとどむ。

秋風を耳に残(のこ)し、紅葉(もみじ)を俤(おもかげ)にして、青葉(あおば)の梢(こずえ)なおあはれなり。

卯(う)の花の白妙(しろたえ)に、茨(いばら)の花の咲(さ)きそひて、雪にもこゆる心地(ここち)ぞする。

古人(こじん)冠(かんむり)を正(ただ)し、衣装(いしょう)を改(あらた)めしことなど、清輔(きよすけ)の筆(ふで)にもとどめ置(お)かれしとぞ。

  卯(う)の花を かざしに関(せき)の 晴着(はれぎ)かな 曽良(そら)

[おくのほそ道,福島県,12 白河]

最終更新時間:2010年02月21日 21時37分02秒