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24 松島

[おくのほそ道,宮城県,松島町,24 松島]

24 松島











地図


雄島 瑞巌寺 円通院 天鱗院 観瀾亭 西行戻しの松 扇谷 双観山 大高森 松島遊覧船

松島町 http://www.town.matsushima.miyagi.jp/

原文


そもそもことふりにたれど、松島(まつしま)は扶桑(ふそう)第一(だいいち)の好風(こうふう)にして、およそ洞庭(どうてい)・西湖(せいこ)を恥(はじ)ず。

東南(とうなん)より海を入(い)れて、江(え)の中(うち)三里(さんり)、浙江(せっこう)の潮(うしお)をたたふ。

島々(しまじま)の数(かず)を尽(つく)して、欹(そばだつ)ものは天を指(ゆびさし)、ふすものは波(なみ)に匍匐(はらばう)。

あるは二重(ふたえ)にかさなり、三重(みえ)に畳(たた)みて、左にわかれ右につらなる。
負(おえ)るあり抱(いだけ)るあり、児孫(じそん)愛(あい)すがごとし。

松(まつ)の緑(みどり)こまやかに、枝葉(しよう)汐風(しおかぜ)に吹(ふ)きたはめて、屈曲(くっきょく)をのづからためたるがごとし。

そのけしき、よう然(ぜん)として美人(びじん)の顔(かんばせ)を粧(よそお)ふ。

ちはや振(ぶる)神(かみ)のむかし、大山(おおやま)ずみのなせるわざにや。

造化(ぞうか)の天工(てんこう)、いづれの人か筆(ふで)をふるひ、詞(ことば)を尽(つく)さむ。

[おくのほそ道,宮城県,松島町,24 松島]

最終更新時間:2010年02月20日 14時55分19秒