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38 越後路

38 越後路(えちごじ)


地図

原文


酒田(さかた)の余波(なごり)日を重(かさ)ねて、北陸道(ほくろくどう)の雲に望(のぞ)む、遙々(ようよう)のおもひ胸(むね)をいたましめて加賀(かが)の府(ふ)まで百卅里(ひゃくさんじゅうり)と聞く。

鼠(ねず)の関をこゆれば、越後(えちご)の地に歩行(あゆみ)を改(あらため)て、越中(えっちゅう)の国市振(いちぶり)の関(せき)にいたる。

この間(かん)九日(ここのか)、暑湿(しょしつ)の労(ろう)に神(しん)をなやまし、病(やまい)おこりてことをしるさず。
 
文月(ふみづき)や六日(むいか)も常(つね)の夜には似(に)ず 

  荒海(あらうみや)や 佐渡(さど)によこたふ 天河(あまのがわ)

[おくのほそ道,山形県,新潟県,38 越後路]

最終更新時間:2010年02月19日 23時09分32秒